OTNetの会長に沖縄電力の横田哲氏


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横田哲氏

 沖縄通信ネットワーク(OTNet、那覇市、仲地正和社長)は5日、2020年3月期決算を発表した。

 売上高は前期比9・2%増の65億5600万円、営業利益は同51・1%増の9億200万円、純利益は同43・6%増の6億7700万円で4期ぶりの増収増益となった。売上高は10期連続で過去最高を更新。法人向け回線が好調だったほか、家庭向け光ファイバーなどの固定系受託収入が売り上げを引き上げた。

 5日付の役員人事で沖縄電力取締役の横田哲氏(53)が非常勤の会長に就き、沖縄セルラー電話取締役経営管理本部長の友利克輝氏(60)が専務に就任した。新たな取締役に沖縄電力送配電本部電力流通部次長の具志守也氏(51)を選任した。

 同日付の組織再編で本部制を導入し、企画部とソリューション営業部を営業本部とし、友利氏が営業本部長を担う。技術部と線路設備部を技術本部とし、技術本部長に具志氏が就いた。

 前会長の宮里学氏(62)、前専務の高良太氏(63)は退任した。