福山ホールディングスの福山保社長らは5日、琉球新報社を訪れ、5月29日付のグループ役員人事と2020年3月期決算を報告した。琉信管材商事の常務には西正和取締役(60)が昇任し、玉城昌恵総務部長(53)が取締役に就いた。福山ホールディングス会長の福山弘隆氏(72)が琉信管材商事と沖縄工業商事、福山商事の相談役を兼ねる。
グループ中核を担う福山商事の決算は、売上高が前期比2・0%増の116億9274万円、経常利益が同6・4%増の4億672万円、当期純利益が同5・12倍の1億6980万円で増収増益だった。公共工事向けの資材販売増が貢献した。
沖縄工業商事は売上高が同5・8%増の49億6702万円、経常利益が同15・6%増の1267万円で増収増益だった。
琉信管材商事は売上高が同6・7%減の18億668万円、経常利益は同55・2%増の3891万円で減収増益だった。
福山ホールディングスは売上高が同5・52倍の1億1735万円、経常利益は同1億1375万円増で5046万円の黒字に転じた。