沖縄地方、非常に激しい雨も予想 名護や那覇などで大雨・洪水警報 沖縄気象台


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 斎藤 学
大雨の中、傘を差して急いで歩く人たち=7日午前11時40分、那覇市牧志の国際通り

 沖縄地方は7日午前、梅雨前線や湿った空気の影響で、荒れた天気となっている。沖縄気象台によると7日午前11時現在、発達した雨雲が本島周辺に流れ込み、沖縄本島地方では7日は多い所で1時間に60ミリの非常に激しい雨が降る見込み。本島中南部は昼すぎにかけて大雨のピークを迎えているとみられ、最新の気象情報を確認するよう注意を呼び掛けている。

 気象庁は7日午前、名護市に大雨と洪水警報を発表した。那覇市や南城市には大雨警報、本部町に洪水警報を出した。各地で大雨や雷の注意報も発表され、今後の積乱雲の発達状況によっては警報発表の地域がさらに広がるおそれもある。

 沖縄本島地方と先島諸島では8日にかけて発達した積乱雲の下で、落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨が発生することも予想される。7日昼すぎにかけては本島中南部や本島北部、石垣市では低い土地の浸水、河川の増水やはん濫に警戒を呼び掛けている。

 沖縄県内の警報や注意報などの防災情報は、琉球新報の専用ページでも確認できる。URLはhttps://ryukyushimpo.jp/pages/entry-566767.html 【琉球新報電子版】