本格洋食弁当50食、豊見城中央病院へ 料理人「うむいちなじ」


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豊見城中央病院の幸地剛総務課長(左から3人目)に弁当50食を提供するうむいちなじプロジェクトの島袋司さん(同2人目)=8日午後、豊見城中央病院

 新型コロナウイルスの対応に当たる医療従事者を支援するため、県内の料理人が始めた「うむいちなじ(想いつなぐ)プロジェクト」は8日、豊見城中央病院に弁当50食を提供した。弁当は本格的な洋食料理で、料理人が県産品にこだわって作ったハンバーグやサーモンムニエル、キノコのソテーなどを入れた。

 同プロジェクト代表で「フレンチレストラン ラトリエ」店主の島袋司さんは「お店の料理を医療従事者に楽しんでもらいたい」と思いを託した。

 弁当を受け取った同院の幸地剛総務課長は「夜勤の医師や看護師に届ける。みんなとても喜んでいる」と感謝した。

 同プロジェクトは8日までに弁当260食を二つの病院に無償提供した。活動資金を募るためのクラウドファンディングには、8日午後7時までに93人が計87万7千円を寄付した。寄付は県内金融機関でも取り扱う。県外からも寄付の申し出があるという。

 詳細はうむいちなじプロジェクト事務局まで。(電話)080(3909)3850。