学生らに最大5万円給付 嘉手納町がコロナ支援事業検討


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 【嘉手納】新型コロナウイルスに関する緊急経済対策として沖縄県嘉手納町は町出身で県外の短大や大学、専門学校に通う学生1人当たり5万円、県内の学生には3万円を給付する町独自の学生支援事業を15日の町議会本会議に提案する。

 対象は414人を想定しており、総額1646万円は地方創生臨時交付金を活用する。同事業を盛り込んだ第2次補正予算案を町議会に提出する。国が計画する学生支援事業に町独自の支援策を加える。町のコロナ対策の重要施策に位置付けている。

 町の担当者は「家計の急変やアルバイトの収入減などで修学継続が困難になった学生は少なくない。當山宏町長を中心に町としてできる限りの支援を検討している」と述べた。

 支援事業は対象者による申請制を検討しており、15日の補正予算可決後に町が手続き方法など詳細を公表する。