平和の礎、新たに30人刻銘 総数24万1593人 重複3人分は削除


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「平和の礎」の追加刻銘作業をする職人=12日午前、南城市玉城の作業場

 沖縄戦犠牲者らの名前が刻銘されている「平和の礎」に今年新たに追加される30人の戦没者の刻銘作業が始まっている。12日、南城市の県石材事業協同組合南城市営業所で追加刻銘者の名前を石板に彫り込む作業が報道陣に公開され、新たに30人の名前が沖縄戦の犠牲者として刻まれた。

 30人の内訳は県内出身者20人、県外9人、米国人1人。重複が判明した3人分は削除し、刻銘者の総数は24万1593人になる。県内で新たに刻銘されるのは那覇市や宮古島市、今帰仁村などの出身者で、5歳以下は6人だった。