猫の不審死続発「異常な殺意、捜査強化を」 沖縄署に保護団体訴え


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県総合運動公園の敷地内で保護された野良猫=1月、沖縄市

 【沖縄】沖縄市の県総合運動公園で昨年9月から野良猫の不審死が相次いでいることを受け、犬猫の保護に取り組む「琉球わんにゃんゆいまーる」は12日、沖縄署を訪れ、犯人摘発に向けた捜査の強化を求めた。担当者に告発状のコピーを手渡した。同団体によると、署は告発の受理を前向きに検討すると話したという。

 告発状では今年1月11、12の両日、同公園内の同じエリアで瀕死(ひんし)の状態の猫が3匹見つかり、その後死んだ経緯を説明。毒物による中毒死が疑われ「異常な殺意を感じ、公園利用者や近隣住民に大きな不安を与える」と指摘した。死因が毒物による中毒の可能性があるとする獣医師の診断書も添付した。