14日午後7時半過ぎ南城市を中心に、八重瀬町、与那原町で大規模な停電が発生した。最大で8800戸が停電した。
沖縄電力によると、南城市の佐敷変電所内で電力設備にネズミなど小動物が侵入し機器に接触するなどし、設備に不具合が生じたことが原因とされる。停電は順次復旧され、発生から約8時間後の15日午前4時ごろ、全て復旧した。
与那原署は南城市内などで交差点の信号機の滅灯を確認。署員が交通誘導を実施したが、関連する事故の報告は入っていない。また島尻消防によると、停電で空調が停止し、熱中症などで搬送された通報も特になかったという。
同社は停電の原因究明と再発防止に努めるとしている。【琉球新報電子版】