カーブチーとアセロラがゼリーに JAが新商品 希釈タイプ飲料も


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カーブチー果汁を使った「カーブチー8(エイト)」(中央)とアセロラとカーブチーの果汁を使った蒟蒻ゼリー

 JAおきなわ(普天間朝重理事長)は6月から、県産アセロラとカーブチー(沖縄青みかん)の果汁を使った新商品を販売している。

 手軽に味わえるようにゼリー飲料にした「JAおきなわアセロラ蒟蒻(こんにゃく)ゼリー」と「JAおきなわカーブチー蒟蒻ゼリー」、希釈タイプ飲料で料理のアレンジにも使える「カーブチー8(エイト)」の3商品。暑い夏にぴったりな、爽やかですっきりした味わいになった。

 カーブチーは国頭村や今帰仁村で栽培されているかんきつ類で、血糖値抑制や血圧抑制が期待できるとされるノビレチンやタンゲレチンを豊富に含む。昔から地域で消費されたため広く出回ることはなかった。近年は地域で栽培面積を増やすなど生産力を強化したことで、加工用に原料を回せるまでになった。普天間理事長は「加工用にすることで年中楽しめる。栄養満点なので冷やして飲んでほしい」と呼び掛けた。

 販売価格は蒟蒻ゼリーが130円前後、カーブチー8が480円前後。JAファーマーズマーケットや量販店で購入できる。