新人警察官「慰霊碑周辺を清掃 糸満市の「島守の塔」


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 沖縄県警察学校(砂川淳校長)の初任科長期課程の39人と職員らは15日、糸満市摩文仁の「島守の塔」を訪れ、黙とうをささげた後に慰霊碑周辺の清掃活動を行った。

 県警察学校では、沖縄の歴史認識を深める目的で、一般教養の講義などを通し悲惨な沖縄戦の教訓を伝えている。警察学校生らは照り付ける日差しの下、地面に汗を落としながら落ち葉などを拾い集め、慰霊碑を拭き上げた。

 奥松和憲巡査(24)は「平和を願った先人たちを思いながら清掃をした。改めて沖縄戦を考える機会になった」と話した。