モノレール今期は赤字見通し 3月期は増収減益


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 沖縄都市モノレール(美里義雅社長)は18日、株主総会を那覇市のホテルサンパレス球陽館で開き、増収減益の2020年3月期決算を承認した。

 新型コロナウイルス感染症の影響で、今期は赤字の見通しであることを報告した。1日平均の乗客数は4、5月が2万人程度に減少。6月は3万人に回復しているが、前年に比べて半分程度だという。全国の鉄道連絡会の新型コロナ感染対策に関するガイドラインに沿って運行している。美里社長は「大変厳しい経営環境だ」と話した。3両編成に向けては、沖縄振興開発金融公庫から10億円の出資があり、設備投資環境が整いつつあることを報告した。