琉球海運3月期は増収減益 売り上げ最高の224億円


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 琉球海運(那覇市、宮城茂社長)は18日、株主総会を開き、増収減益の2020年3月期決算を承認した。昨年10月に完成したRKK中城総合物流センターなどの賃貸収入があったことで、売上高は前期比3・3%増の224億7900万円と過去最高を記録した。

 費用面は船の購入に伴う人件費や燃料費、減価償却費の増加があり、経常利益は同23・5%減の19億6千万円、当期純利益は同24・5%減の14億5600万円となった。

 2019年度の輸送量は同0・5%減の396万6412トンだった。米中貿易摩擦の影響で台湾からの貨物が減少し、今年3月の新型コロナウイルス感染拡大で観光関連の食材や建築資材などの貨物が減った。世界的に車両購入の動きが鈍くなり、自動車の貨物輸送も減少している。

 21年3月期の予測は売上高239億円、経常利益25億円の増収増益を見込んだ。ただ、今年4月以降、新型コロナの影響が顕著に表れており、今後も貨物輸送の影響は避けられないとしている。

 役員人事は、前企画部長の下地秀明氏と総務部長の石新真氏が新任の取締役に承認された。