沖縄電力グループの沖電工(大嶺克成社長)は19日、那覇市の本社で株主総会と取締役会を開き、取締役の山城邦夫氏(58)、久保正光氏(57)、森岡修治氏(55)の3人が常務に昇任する役員人事を決めた。常務は4人体制となった。大嶺社長らその他の役員は留任した。
増収減益の2020年3月期決算は、電力関係工事が順調に進んだことで売上高は前期比2・2%増の207億6100万円を計上した。
外注費の高騰や材料費の上昇による工事コストの増加などで売上原価が増えたことを受け、経常利益は同17・8%減の8億4400万円、純利益は同15・8%減の6億円だった。