米軍普天間飛行場を既存基地に仮移設を 自民県連青年部が前倒し閉鎖を防衛省へ要請


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山本朋広防衛副大臣(中央)に要請書を手渡す奥間亮那覇市議(左から2人目)ら=19日、防衛省

 【東京】自民党県連青年部の奥間亮部長(那覇市議)らは19日、防衛省で山本朋広防衛副大臣と面談し、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設が完了するまでの間、同飛行場を別の既存基地へ「仮移設」し、前倒しで閉鎖するよう要請した。

 対応した山本氏は「当然12年の間、我々が何もしないことはあり得ない。移設完了までの危険性除去はしっかりやっていく」と説明したという。

 要請には自民党の小林史明青年局長(衆院議員)のほか、県連青年部の吉嶺努那覇市議、宮里洋史西原町議が同行。前倒し閉鎖のほか、オスプレイの安全性に関する調査実施も求めた。