平和宣言で辺野古直接言及せず　玉城知事「反対変わらず」

　玉城デニー知事は23日の沖縄全戦没者追悼式後、自身が読み上げた平和宣言で辺野古新基地建設「反対」に直接言及しなかったことについて、記者団に対し「表現は少し変えたが、私たちの新基地建設に反対する思いは全く変わっていない」と強調した。

　玉城知事は「表現はマイルドだったかもしれないが、（日本が）民主主義国家であれば、ハードかマイルドかに関わらず、県民の声を真摯（しんし）に受け止め、その思いに応えるためには、どのようになされるべきか、平和宣言では気持ちを込めて県民、世界の皆さんに伝えた」と話した。