沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB、下地芳郎会長)は、沖縄観光のプロモーションとして「憩うよ、沖縄。」プロジェクトを始めた。新型コロナウイルス感染症で打撃を受けた観光需要の回復に向けて、官民一体となって誘客に取り組む。
プロジェクトの一環として日本トランスオーシャン航空(JTA)は、ロゴマークを使用した特別デザイン機の運航を決めた。JTAと琉球エアーコミューターのそれぞれ1機にデザインし、8月に就航する。
「憩うよ、沖縄。」のロゴマークはガジュマルをイメージし、沖縄の海や動物を描いた。文言には、県内に来て心身を癒やしてほしいとの願いを込めた。旅行商品のパンフレットや印刷物などで活用してもらい、沖縄観光をアピールする。OCVBのウェブサイトから利用申請できる。
OCVBは「防疫型沖縄観光」を推進するため、沖縄の感染防止対策をアピールした動画も作成した。空港内の旅行者相談センターや、観光施設や公共交通での感染対策を紹介している。動画は近日中にインターネットで公開する。
当面は国内客向けのプロモーションに取り組み、政府のGo Toキャンペーンの際に沖縄を旅行地として選んでもらう。