粟国島初のカフェ「アグニファン」が1周年 店主の宮本さん、パンなど「今後も新商品開発」


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お店のロゴマークが入ったエコバックを持った宮本真理さん=6月29日、粟国村字浜

 【粟国】粟国で初めてのカフェとして話題の「Bakerycafe AGUNI―FAN(ベーカリーカフェ アグニファン)」が6月29日、1周年を迎えた。パンの製造から接客までも1人でこなすのは店主の宮本真理さん。宮本さんは埼玉県出身。沖縄県粟国村で地域おこし協力隊として活動し、3年間の任期を終えたのち島が気に入り店を開いた。

 「ベーカリーカフェ アグニファン」は、パンのラインアップも増えたが、現在はコロナ禍のために店内飲食より販売がメインになっている。

 SNSを使ったパンの予約販売も好評で、取り置きや焼きたてを購入するのに便利だ。1周年記念の日は「お楽しみ抽選会」もあり、30人にプレゼントが配られた。

 「地域の方たちに温かく見守られ1年間続けることができた。今後も新商品開発やイベント開催を通じて村民も島外の人も『行きたくなるお店』にしていきたい」と話した。

 お店には島の友人から1周年を祝う花束も届き、ますます地域に親しまれるお店になった。
 (大城智恵通信員)