非行少年の立ち直りを大学生がサポート 県警が委嘱状


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 県警生活安全部は6日、2020年度大学生少年サポーター委嘱状交付式を県警本部で開いた。県内大学生49人(男子18人、女子31人)が委嘱された=写真。任期は21年7月5日まで。学習支援などを通して非行少年らの立ち直りを支援する。

 交付式に参加した26人に委嘱状が手渡された。サポーターを代表し、沖縄国際大4年の玉城克樹(22)さんは「子どもたちの健全育成のためにそれぞれの持つ感性と能力、行動力を生かして学習支援などの活動を行う」と宣誓した。

 19年度は大学生少年サポーターの学習支援を受けて高校受験に挑戦した生徒22人のうち21人が合格した。19年に県内で深夜徘徊(はいかい)や喫煙などの不良行為で補導された少年は8356人で、前年より3319人減少した。