沖縄のコロナ感染、3日ぶりゼロ 23人をPCR検査【7月10日】


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真

 沖縄県は10日、新型コロナウイルスの新たな感染者は確認されなかったと発表した。感染者ゼロは3日ぶり。23人をPCR検査し、陽性はなかった。県によると、入院者は3人。10日までの累計患者数は145人でとどまった。

 一方、県内の米軍施設では7月に入り、コロナ感染患者の発生が相次いでいる。米軍は9日、本島北部のキャンプ・ハンセンで複数人が新型コロナウイルスに感染したと新たに発表。米軍普天間飛行場でも新たに1人の感染が判明した。既に感染が分かっている軍属ら5人と合わせて計6人となった。2日には、うるま市のキャンプ・マクトリアスに駐留する海兵隊員の家族1人の感染が判明していた。

 在沖米海兵隊は9日、新規感染者の情報を報道向けに公表しない方針を示した。ハンセンでの患者数は非公表となったが、米軍関係者の感染者は10人を超えるとみられる。【琉球新報電子版】