美里工業高校空手道部3年生へ
皆さんは全員が高校から空手を始めた初心者軍団。毎週のように行った遠征では他校の経験者との実力の差をまざまざと見せつけられ、何度も挫折を味わったと思います。
また、県内大会でも思うような結果が出せず、仲間が一人また一人とやめていく中で苦しい日々が続きました。
努力を積み重ねた結果、県内大会で初の団体組手3位。九州派遣も勝ち取り、県外大会でも九州常連校を打ち破る事ができたことは、今後の大きな自信につながると確信しています。
個人でも県のトップ選手に勝つなど、初心者でも「諦めなければ必ず道はある」を実現してくれた皆さんに心から敬意と感謝の気持ちでいっぱいです。
3年生にとって高校最後の舞台が用意されました。関係者や先生方、そして、いつも側で支えてくれた保護者に感謝の気持ちを持ち、優勝を目指して共に最後まで全力で空手を楽しみましょう。
苦しんだ分、人は成長します。この大会が皆さんの今後の大きな糧となることを祈っています。
監督・仲座寛徳さんより