【宜野湾】沖縄平和運動センターは10日、新型コロナウイルス感染の詳細情報を出さない米軍の対応などに抗議する集会を宜野湾市の米軍普天間飛行場・野嵩ゲート前で開いた。参加した市民ら約15人が「県民の命を恐怖にさらすな」と訴え、拳を突き上げた。
米軍がコロナ感染対策で北谷町のホテルを借り上げていることや、嘉手納基地でパラシュート訓練を強行したことにも抗議した。
参加した法人職員の大城成栄さん(56)=中城村=は「米軍からの情報がないのはおかしい」と指摘し、「感染者の人数や、彼らがどこで何をしていたのかなどを示してほしい」と求めた。