【恩納】恩納村が取り組むプロジェクト「Honey&Coral Project(ハニー&コーラル プロジェクト)」の説明会が6日、恩納村役場2階会議室で開かれた。
営農支援として養蜂家と加工業者の育成を目指した「ミツバチを活用したむらづくり」に向けたプロジェクト。観光立村にふさわしい海や景観を維持するため、農地からの赤土流出防止対策の一つでもある。主催者の恩納村赤土等流出防止対策地域協議会の外間毅会長(村副村長)のあいさつで始まり、採蜜体験まで2時間の説明会となった。
最初に赤土対策講座とプロジェクトの説明を村農業環境コーディネーターの桐野龍さんが行い、農林係・農政係・農業委員会が養蜂業を始めるための各種申請書について説明した。
村が支援する内容は(1)養蜂群(女王・働き蜂)の助成(予定数10群)と養蜂箱の提供(2)ミツバチ飼育の技術指導(3)蜂蜜販売などの支援(買取予定)など。支援対象者にいくつか条件があるが、初めてでも安心して始められる。申込締め切りは14日で、支援期間は2021年3月末まで。問い合わせは恩納村役場農林水産課内恩納村赤土等流出防止対策地域協議会(電話)098(966)1202(担当・渡久地、桐野)。
(小山猛三郎通信員)