沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)と沖縄経済同友会は13日、衛藤晟一沖縄担当相を訪ね、新型コロナウイルス感染対策のため往来が規制されている沖縄と台湾との観光交流の再開を要請した。航空機を利用する海外客の防疫体制強化と、台湾からの入国規制の早期緩和を求めた。
沖縄に来る外国人のうち台湾人の割合が最も高く、重要な市場となっている。台湾は新型コロナウイルスの感染拡大も抑え込んでいるため、いち早く交流を再開させたい考えだ。
要請を受けて衛藤沖縄担当相は「台湾は沖縄にとって歴史的、経済的に重要な場所であると認識している。県でも検査態勢や医療体制の構築をしっかりしてほしい。要請については関係省庁に働き掛けていく」と話した。