ベラルーシとの交流拠点に 宮城島に宿泊施設が開所 カフェも併設


社会
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日本ベラルーシ友好対話協会の戸崎正茂理事長(左から2人目)、ルスラン・イエシンベラルーシ駐日大使(同3人目)ら=6月30日、うるま市与那城宮城島

 【うるま】日本ベラルーシ友好対話協会の沖縄事務所を兼ねた宿泊施設開所式が6月30日、うるま市与那城宮城島の施設で開かれた。同施設はベラルーシ共和国産の木材を使ったパネルハウスで、日本国内での設置は国内初、またベラルーシ産で自然由来の玄武岩を断熱材に使用したことで不燃性で断熱性もある木造住宅が特徴。

 開所式に参加したルスラン・イエシン駐日大使は「ベラルーシ産の資材を使用したエコな施設ができたのがうれしい。ベラルーシの麻を使用したかりゆしウエアも作ってほしい」と述べた。日本ベラルーシ友好対話協会の戸崎正茂理事長は「宿泊施設をベラルーシの交流拠点にしたい。併設するカフェでは宮城島の特産品も販売したい」と述べた。 
(喜納高宏通信員)