社会

万年筆の主「賀数栄子さん」どこに 司令部壕で発見「返したい」

糸満市与座の第24師団司令部壕で見つかった「賀数栄子」と書かれた万年筆(南埜さん提供)

 沖縄戦戦没者の遺骨収集活動に取り組む「沖縄蟻の会」の南埜安男さん(55)=那覇市=が7月上旬、糸満市与座の第24師団司令部壕で「賀数栄子」と名前が彫られた万年筆などを見つけた。平和の礎で名前が見つからなかったため、南埜さんは「生存者だと思う。本人に返したい」と持ち主を捜している。

 見つかった収集品は万年筆2本。赤い筆箱と一緒に出てきたという。名前が彫られた万年筆は黒で「STAR☆ IDEAL PEN」とブランド名とみられる刻印がある。

 万年筆の持ち主は、沖縄戦当時に女子学生だった場合は90歳前後、卒業生ならさらに高齢だとみられる。

 同所では6月には同師団輜重兵第24連隊に所属した少佐の氏名が彫られたはんこが見つかった。紙面で情報提供を募ったところ、遺族が見つかっている。

 南埜さんは「生きていれば高齢だと思う。早く渡したい」と語った。

 情報提供や問い合わせなどは南埜さん(電話)090(3840)9140。



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