沖縄大雨 渡名喜島で7月観測史上最大65ミリ 沖縄市松本で石積み崩落【7月17日昼】


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高さ3メートル、幅9メートルにわたり崩れた石積み=17日午後0時半ごろ、沖縄市松本

 【沖縄】沖縄地方は17日、湿った空気の影響で大気の状態が不安定になり、所により非常に強い雨が観測された。渡名喜島で午前7時29分までの1時間に、7月の観測史上最大となる65ミリの雨が降った。沖縄市松本では石積みが高さ3メートル、幅9メートルにわたって崩落した。沖縄署は隣接する教会に避難を呼び掛けた。

 1時間降水量は那覇市でも64ミリ、渡嘉敷島でも50・5ミリを観測した。石積みが崩れた沖縄市では、胡屋で午前8時39分までの1時間に23ミリの雨を記録した。【琉球新報電子版】