最近は子どもの部活の付き添いなどでなかなか釣りに行けなかった湧川勇さん。7月12日は部活がなく久しぶりにカヤックフィッシングに出掛けた。
早朝から国頭海岸からカヤックを出した。インチクと呼ばれる和製ルアーを使って、ミーバイやカスミアジなどを釣っていると、強烈なアタリがあり、太刀打ちできないほどの強烈な引きで2回もラインを切られてしまった。
後の潮変わりにもう一度大物が来ると信じ諦めずに粘っていると、予想通り大物がヒット。今度はタックルが壊れてもいいと思い強引に勝負に出ると、少しずつ少しずつ魚が浮いてきた。糸を出されては巻いてを繰り返すこと5分、これまでに見たこともないような特大アカジンを釣り上げ大興奮だった。釣った魚は、居酒屋で調理してもらい家族も大満足となった一日となった。
大物釣り師の宜保成信さんはこれまで41キロのアーラミーバイを筆頭に数々の大物を釣り上げた実力者。7月9日も夕方から生サバを餌に竿を出した。
午後9時30分に竿(さお)が突っ込み大物がヒット。2回ほど海底に向かって突っ込んだが、最近はサメがヒットすることが多いので、どうせサメだろうと強引にリールを巻いた。数分後、海面にはおなかを上にしてアーラミーバイが浮いた。サイズは103センチ、24・05キロだった。
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)