葉タバコの買い入れ開始 県内最大産地の宮古取扱所 本年度は1072トン見込む


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出品された葉タバコを開封する職員ら=14日午前、宮古島市の日本たばこ産業宮古たばこ取扱所(JT沖縄地方原料本部提供)

 【宮古島】県内最大の葉タバコ産地の宮古島市で14日、2020年度の葉タバコ買い入れが始まった。通常期の買い入れとしては全国で最も早い。市平良の日本たばこ産業(JT)宮古葉たばこ取扱所で同日朝、開始式が開かれ、JTの鑑定員や農家ら多くの関係者が参加した。買い入れは8月24日まで。

 初日の買い取りが始まると、JTの鑑定員が葉タバコの手触りや匂いで品質を評価した。初日のこの日、JTは市平良地区の農家が出品した葉タバコ38・8トンを買い取った。1キロ当たりの平均買い取り額は2004円だった。

 2020年度の宮古取扱所の取扱高は宮古島市と多良間村、石垣市の農家135戸から約1072トンを見込む。