県総体、沖縄市の美里高、教室から選手を応援 廊下では激励式


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 【沖縄】沖縄市泡瀬の美里工業高校(喜屋武勝校長)で10日、県高校総体に向けた激励式が行われた。部活生を全校生徒で応援する趣旨で、新型コロナ対策のため14の部活、186人が廊下(各教室)を行進し、生徒らは教室から「頑張れー」とエールを送った。

廊下を行進する陸上部員と教室から激励する生徒ら=10日、美里工業高校
行進を終えた女子バレー部員ら

 行進終了後、校内放送で喜屋武校長は「日頃の練習の成果を思う存分発揮して、県チャンピオンを目指してほしい。在校生の皆さんは会場で応援することはできないが、教室で友人を激励してほしい」と話した。

 3年生で女子バレー部キャプテンの幸地陽南さん(18)は「練習の成果を出せるのがうれしい。全力を出して1回戦を突破したい」と抱負を述べた。

(喜納高宏通信員)