普天間訴訟団 嘉手納を視察 飛来米軍機、騒音を確認


この記事を書いた人 Avatar photo 田吹 遥子

 【中部】米軍普天間飛行場周辺の宜野湾市民でつくる「米軍普天間基地騒音被害第2次訴訟原告団」(山城賢栄団長)のメンバー18人が21日、嘉手納町の道の駅かでなを訪れ、嘉手納基地を視察した。基地を飛び立つ米軍機を観察し、普天間飛行場との違いを学んだ。

 嘉手納基地は同日、同基地所属のF15C戦闘機やKC135空中給油機、E3空中早期警戒管制機などが離着陸。メンバーはその回数を数え、騒音を体験し、普天間飛行場にも飛来する機体を確認するなどした。普天間飛行場より住宅地が離れている嘉手納基地の騒音に、メンバーは「騒音は体感的に普天間がうるさい」と話した。