はなわさん感染、QAB最初の陽性社員と那覇で接触


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琉球朝日放送(資料写真)

 新型コロナウイルスに感染したお笑い芸人のはなわさん(44)が、琉球朝日放送(QAB)の初感染者となった40代男性社員と会食していたことが分かった。関係者が明らかにした。また、QABは23日、新たに報道制作局の40代女性の感染が確認されたと発表した。女性は22日まで那覇市の本社で勤務していた。発熱などの症状はなかったという。

 同社は本社の全フロアを消毒した。保健所が認定する濃厚接触者以外で、軽度な接触者らに対する検査を独自に実施する。QABは18日に社員の初感染を発表した際、東京から来県した複数人と7月13、14日に糸満市や那覇市内で会食したと明らかにしていた。はなわさんはこの東京からの来県者で、16日に陽性が判明した。

 関係者によると、はなわさんと男性社員は13日、知人を介して那覇市内の飲食店で知り合った。翌14日にも2人は糸満市内の飲食店などを訪れた。

 QABは本紙取材に対し「男性社員から聞き取りを行うなど詳細を確認している」と答えた。