【粟国】「あぐに島みつばちプロジェクト」が5日、始動した。セイヨウミツバチの世話係は粟国村地域おこし協力隊の寺井絵美子さん。養蜂について猛勉強中で、多くのセミナーに参加した。元地域おこし協力隊として活動し、養蜂家になった山﨑柊平さん(与那原町在住)も寺井さんをサポートする。
「世界の食料の9割を占める100種類の作物種のうち7割がハチが受粉を媒介している」と国連環境計画(UNEP)が発表している。山﨑さんによると、ハチがいなくなってしまったら食料は種類、生産量が激減し、値段は高騰していくことになるという。
寺井さんは「島の自然環境を守りながら、粟国島産の蜂蜜を作って新たな特産品にすることを目指し頑張ります」と話していた。 (大城智恵通信員)