ウェブ空手世界大会で多数入賞 劉衛流道場の小学生ら 「夢は世界で活躍」飛躍誓う


この記事を書いた人 Avatar photo 田吹 遥子
第2回「JKFan Cup Web1 Challenge」大会で入賞した佐久本嗣男さん率いる劉衛流の道場生=11日、豊見城市の県空手会館

 【豊見城】世界中の空手家が形を演武する動画を投稿し、オンライン上で勝敗を競う大会「JKFan Cup Web1 Challenge」の第2回大会が4、5の両日開催され、佐久本嗣男さん率いる劉衛(りゅうえい)流の道場生5人が3位以内に入り、多数が入賞した。

 新型コロナウイルスの影響で大会開催が見送られていることから、空手家のモチベーション維持のため空手雑誌社と胴着メーカーが共同開催している。

 9歳ビギナー部門で1位に輝いた伊志嶺太陸(たいりく)さん(9)=浦添市立仲西小4年=は「夢は世界で活躍する選手になること。もっと稽古を頑張る」と笑顔を咲かせた。
同部門3位の安里碧(あお)さん(9)=宜野湾市立はごろも小4年=は「県大会では5位だったからうれしい。次はもっといい成績を残したい」と目標を語った。10~11歳のビギナー部門で1位だった石川奏介さん(10)=浦添市立前田小5年=は「空手は幼稚園から始めた。今回も練習をしてきたから自信はあった」と話した。同部門2位の糸数成琉(なる)さん(10)=浦添市立仲西小5年=は「もっと側頭蹴りの練習を極めたい」と今後の抱負を語った。9歳エリート部門で2位を獲得した島袋琉心(りゅうしん)さん(9)=沖縄市立山内小4年=は「次は優勝したい」と話した。