宮古島初、県立病院の20代職員がコロナ感染 那覇から帰宅後発熱 県が発表【7月29日午後4時50分】


この記事を書いた人 Avatar photo 田吹 遥子
県立宮古病院(資料写真)

 沖縄県は29日、県立宮古病院に勤務する20代の女性職員が新型コロナウイルスに感染したと発表した。宮古島での感染者は初めて。

 県によると、女性は7月23~26日、那覇市に滞在。27日に出勤したが、午後に体調が悪くなり帰宅、夕方から発熱したことから28日に検査を受けて陽性が確認されたという。

 病院では、院内感染の有無などについて調査と検査をしている。手術の延期や病棟の再編成をしながら、診療そのものは継続するとしている。

 宮古島市の下地敏彦市長は、市民に対し「根拠のない情報に過度に反応せず、マスク着用や消毒、3密回避を徹底してほしい」と呼び掛けた。また島外への渡航についても「不要不急の渡航は極力控えてほしい」と強調した。

関連記事:【速報】沖縄・宮古島で初のコロナ感染