【石垣】石垣空港旅客ターミナル施設などを管理・運営する石垣空港ターミナル(黒嶋克史社長)は1日、国際線旅客ターミナルビル増改築工事の起工式を行った。完成後は中型機の受け入れが可能になる。2022年1月ごろの利用開始を予定している。
石垣空港の国際線ターミナルビルは13年の開港当初から、面積が狭いためインバウンド(訪日外国人客)需要の伸びによる機材の大型化に対応できないと指摘されていた。3度の入札不調を経て、今年6月に施工業者が決まった。工事契約金額は約40億。
延べ床面積は既存施設部分と合わせて4571平方メートルとなり、現在の約3・4倍に拡張される。