台風5号、今夕から夜に本島最接近 暴風、警報級大雨の恐れも【8月9日午後1時半】


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気象庁が発表した9日正午現在の台風5号の予想進路図

 気象庁によると9日午後0時、台風5号は那覇市の南南西約280キロにあり、1時間に約35キロで勢力を維持しながら北上している。先島は昼過ぎ、本島中南部と久米島、大東島地方は夕方、本島北部は夜のはじめ頃にかけて最接近の見込み。本島地方では台風の進路や発達により暴風となるおそれ、9~11日にかけて警報級の大雨となるおそれもある。

 中心気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルで、中心の南東側460キロ以内と北西側220キロ以内では風速15メートル以上の強風となっている。

 台風の中心は今後、久米島付近を通過。10日午前0時には奄美市の西約330キロに達する見込み。【琉球新報電子版】