新型コロナウイルス感染拡大による休校に伴い夏休みが短縮された県内の一部の小中学校で11日、2学期の始業式が行われた。浦添市立浦添中学校(内田篤校長)では、新型コロナウイルス感染防止のため、校内放送による始業式が行われた。各学年の代表生徒が抱負を発表し、生徒らはそれぞれの教室で耳を傾けた。
内田校長はあいさつで「みんな大変な状況だが、不安があったら相談して支え合い、いつか皆さんが支える側になってほしい」と生徒に語り掛けた。
3年の生徒(14)は「夏休みが足りなかった。受験までに3年生の勉強と1、2年生の復習が終わるか不安」と案じた。別の3年の生徒(15)は「宿題などをして家で過ごした。親に教えてもらって料理に挑戦した」とはにかんだ。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、一部の小中学校は11日から臨時休校している。