香る!宮古のあかばなぁ WATTAハイビスカス&シトラス限定販売


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 オリオンビール(豊見城市、早瀬京鋳社長)は25日から、缶酎ハイ「WATTAハイビスカス&シトラス」=写真(同社提供)=を数量限定で販売する。宮古島で栽培されているハイビスカス「あかばなぁ」の花から抽出したハーブエキス「Beni」を製造する、グランディール(那覇市、田島理恵子社長)とのコラボ商品。

 ハイビスカスエキスパウダーにグレープフルーツ、ピンクグレープフルーツのエキス、レモン果汁などを加えている。ハイビスカスとかんきつ類の香り、さわやかな飲み心地が特徴。アルコール度数は4%。1缶の販売につき1円を「宮古島Anna基金」に寄付する。基金は、宮古島から全国大会や島外受験に臨む子どもたちの旅費を補助する。運営する宮古島あかばなぁ産業化協議会の瀧澤篤会長は「渡航費の家計負担で夢を諦めることも多い。未来ある子どもたちの夢をかなえるために協力いただきたい」と話した。

 350ミリリットル缶で販売は15万6千本。県内、奄美群島のほか一部県外、オリオンビールECサイトで販売。店頭想定価格は170円(税抜き)。