辺野古工事の変更承認申請書 緊急事態宣言で告示・縦覧をさらに延期


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 米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局が4月に県に提出していた工事の変更承認申請書について、県は申請書の内容を公開し県民らから意見を募る「告示・縦覧」を当初は8月上旬にも行う予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大のために延期する。県独自の緊急事態宣言の解除後に行う予定で、開始は来月1日以降となる見通し。

 県によると、延期は申請書の閲覧による新型コロナ感染を回避するため。県は今月3日、開始日を延期すると発表していたが、緊急事態宣言の継続を決めたことにより、さらに延期するとした。