「沖縄の感染、下火に」尾身会長が見解 知事の宣言は「英断」 衆院厚労委


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国会議事堂

 【東京】政府の新型コロナウイルス対策分科会の尾身茂会長は19日の衆院厚生労働委員会で、沖縄の感染状況について、1人の感染者が平均何人にうつすかを表す指標「実効再生産数」が1を下回りつつあると説明し、個人的見解として「ある程度沖縄の感染が下火になっている」との認識を示した。

 また、県独自の緊急事態宣言を発出した玉城デニー知事の姿勢については「英断だった」と高く評価した。

 一方、御法川信英国土交通副大臣は、政府の観光支援事業「Go To トラベル」から沖縄を除外することの是非を問われ、17日に県と意見交換した結果、県側から「観光振興を進めたい」との意向が示されたと明らかにし、事業を進める考えを示した。

 柚木道義氏(無所属)への答弁。【琉球新報電子版】