沖縄産果物や泡盛…首都圏住民に自宅購入用で人気 アンケート調査で判明


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 【東京】新型コロナウイルスの影響を受けている首都圏の沖縄料理店や沖縄観光を支援しようと、「東京 島のわ通信」が14日まで実施してきた「今こそ、沖縄!キャンペーン」の実績報告が20日、まとまった。1003人が回答したアンケートで、自宅用に購入したいものとして「沖縄産フルーツ」(580人)の人気が最も多く、「泡盛」(517人)、「牛肉・豚肉」(495人)、「陶器」(442人)が続いた。

 最も関心のある情報は「観光情報」だった。

 島のわ通信がこれまで実施してきたキャンペーンに比べ回答者は少なかった。都内の新型コロナ感染者が200人の水準で発生していた時期で、客の出足が良くなかったことも影響したと分析している。回答者の内訳をみると、従来のアンケートは40~50代が多いが、今回は20代が4割を占めて最も多かった。新型コロナの中で、来店する客層が若者中心へと変わったこともうかがえたという。

 島のわ通信の増山徹総合プロデューサーは「自宅の近くで飲む傾向が出ているようだ。東京は異動時期の3、4月は駄目で、7、8月の書き入れ時も全然駄目で相当厳しい」と首都圏の沖縄料理店の現状を分析した。