【読谷】16日付の本紙地方面で掲載された、読谷村瀬名波で1人暮らしする當山フミさん(100)の記事を読んだ予備校講師でテレビ番組でも活躍する林修さんがこのほど、フミさんを激励しようと直筆のサインや手紙を本紙を通して贈った。フミさんは林さんの大ファンを公言しており、100歳になった今も「思い立ったら即行動」を実践している。22日、家族に見守られる中、想定外の贈り物を受け取ったフミさんは「世界一幸せ。人生最高のプレゼントだ」と、涙目で喜んだ。
林さんが所属するワタナベエンターテインメントの関係者によると、林さんはインターネットニュースでフミさんを取り上げた記事を見て「何かできないか」と自ら申し出たという。直筆の手紙には、応援に対する感謝とともに「いつまでもお元気でお過ごしください」と添えられていた。「いつやるか? 今でしょ!」と書かれたサイン色紙も同封されていた。
フミさんは「この喜びがまた長生きにつながりそう」と満面の笑みを浮かべ、林さんへ「沖縄へ来る際にはぜひうちに寄ってほしい」とメッセージを送った。
フミさんのひ孫で首里中学1年の唐真弘翼(ひろは)さん(13)も「こんなにうれしそうなおばあちゃんは初めて見た。これからも長生きしてほしい」と一緒に喜んだ。 (当銘千絵)