緊急貸し付け、南城市で523件受理 各市町村社協でコロナ対策


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「特例貸付受付窓口」表示を掲げて申請を呼び掛ける南城市社会福祉協議会=8月20日、南城市役所庁舎

 【南城】新型コロナウイルスの影響で、休業や廃業などで生活に困っている世帯や企業関係者を支えようと、沖縄県社会福祉協議会は緊急小口資金の貸付制度を実施している。申請窓口は各市町村の社協。南城市社協では3月25日から8月20日までに緊急小口資金貸付に533件の申請があり、うち523件が受理された。

 一時的な生計維持のための貸し付けで、上限額は20万円、償還期間は2年以内。無利子、保証人不要となっている。

 各市町村社協は、収入減や失業により日常生活の維持が困難となった世帯への貸し付け(総合支援資金)も行っている。貸付上限が2人以上月20万円、単身が月15万円。

 問い合わせはコールセンター(電話)0120(46)1999。
 (知花幸栄通信員)