那覇空港で抗原検査1件、問診12件 相談センター6月以降運用状況


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那覇空港

 沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB、下地芳郎会長)は26日、那覇空港に設置している旅行者専用相談センター沖縄(TACO)の運用状況を報告した。運用が始まった6月19日以降の問診件数は12件で、抗原検査は1件。8月に入ってからは発熱者や問診対応は発生していない。

 9日から、那覇空港検疫所の協力を得て、空港内で唾液採取による抗原検査を実施している。結果は1時間で判明する。

 TACOは、看護師と事務スタッフ各2人体制で運営。看護師は8人確保し、事務スタッフは、OCVBが採用した2人のほか沖縄ツーリストと国際旅行社が2人ずつ派遣している。担当者は「抗原検査は国の協力を得て実施しているが、今後はTACOや県側でできる体制をつくっていくことが望ましい」と話した。