新型コロナウイルス感染拡大を受け、りゅうせき(浦添市、當銘春夫社長)は27日、沖縄県医師会(安里哲好会長)に1000万円を寄付した。當銘社長は「感染者は減少傾向にあるが、医療現場は逼迫(ひっぱく)している。少しでも現場の負担軽減に役立ててほしい」と語った。
安里会長は「8月に入って亡くなる人が増えており医療現場のスタッフも疲弊している。寄付は最前線の医療従事者にとって大変心強いものであり多額の寄付に感謝する」と述べた。寄付金は医療資材の購入費用に活用する。
県医師会によると、新型コロナの感染者拡大を受け、各医療機関では人工呼吸器や検査機器などが足りていないところもあり、医療環境の整備を求める声が上がっているという。