台風9号、580人が避難、停電は740戸 県が災害対策本部会議【2日午前9時半現在】


社会
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 沖縄県は2日午前、台風9号にかかる県災害対策本部会議を開き、同日午前9時半現在の被害状況を報告した。停電は740戸(本島北部220戸、久米島・慶良間520戸)で確認されている。人的被害では、軽傷者が8人で重傷者はなかった。避難所は最大36市町村で124カ所が開設し、580人が避難した。そのうち恩納村で発熱者1人の避難があり、一般の避難者と別の部屋に誘導して対応した。

 住宅被害は一部破損が5件、それ以外の建物では半壊が1件、一部破損が2件あった。

 2日午前6時20分現在の24時間降水量は、粟国村で200・5ミリ、久米島町北原で176ミリ、名護市名護で156ミリと続いた。【琉球新報電子版】