沖縄県、独自の緊急事態宣言あす解除 コロナ対策に一定の成果


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沖縄県庁

 沖縄県の玉城デニー知事は4日、県内の新型コロナウイルス感染症の感染拡大が一定程度収まったとして、5日に期限が切れる独自の緊急事態宣言を解除すると発表した。

 県は7月末から感染が拡大したため、8月1日から独自の緊急事態宣言を発出した。当初29日までの予定だったが、医療提供体制が逼迫が改善されないとして9月5日まで延長していた。

 県は、解除後も3密回避などに注意し、会食や会合などはなるべく控えるよう呼びかけている。県をまたぐ往来についても、直前1週間の体温チェックなど、予防を徹底するよう求めている。また、離島への渡航についても自粛を求めている島があり、受け入れ状況を事前に確認するよう注意を促している。【琉球新報電子版】