暴風警報下の大東島地方、一夜明け家屋やインフラに被害【6日午前10時】


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暴風が吹き荒れ、飛ばされたとみられるトタン=6日午前、南大東村

 【南大東村で照屋大哲記者】非常に強い台風10号の直撃を受け大東地方では6日、倒木で道路が寸断され、トタンが吹き飛ばされるなとの被害が相次いだ。

 南大東小中学校では正門付近で倒木があった。すぐ隣の小屋ではトタンが吹き飛ばされ、トラックにもたれ掛かっていた。

 6日午前9時現在、風雨は収まりつつあるが、住民は返し風に警戒を続けている。

暴風で飛ばされ、路上に樹木が散乱した=6日午前、南大東村

 南大東島は6日午前9時現在、避難者数85人、民家や倉庫のトタンが外れたり、吹き飛んだりした被害が3件確認された。また配水管が破裂で水が吹き出ており、対処している。けが人は確認されていない。

 北大東島では、65人が避難した。倉庫が壊れたなど被害が5件ほど確認されている。村役場が詳細な確認を急いでいる。けが人は確認されていない。【琉球新報電子版】