東京バス(東京都、西村晴成代表)は14日から、那覇空港と豊見城市のイーアス沖縄豊崎を結ぶ路線バス「ウミカジライナー」の運行を始める。同社として沖縄で初めての路線バス事業となる。運行に先立ち、12日に使用するバス車両をお披露目した。
車両は「日野レインボー」で、全9台で運行する。抗ウイルス・抗菌加工を施しており、換気機能によって車内の空気は2~3分で入れ替わるという。車内でWi―Fiを使うこともできる。
経路は、那覇空港―モノレール赤嶺駅―瀬長島ホテル―アウトレットモールあしびなー―イーアス沖縄豊崎に停車する。イーアス沖縄豊崎行きは1日22便、那覇空港行きは1日23便を毎日運行する。
東京バスは10月5日から、糸満市役所と国際通り入り口を結ぶ路線の運行も計画している。沖縄での貸切バス部門として車両22台も導入している。
西村代表は「地元の方々に認知してもらえるように地道に運行を続けていく。生活の足として使ってほしい」と話した。