那覇市の市営住宅で3日断水 老朽化した給水管の漏水で


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 沖縄県那覇市の真地市営住宅3棟で8月31日から9月2日まで、老朽化した給水管の漏水により断水していたことが分かった。給水管は市道に埋設されており、漏水で周辺の土が流され、市道が陥没した。台風9号と旧盆が重なって復旧業者の手配が困難だったため、陥没拡大を防ぐために給水を停止したという。

 市は応急処置として、断水していない棟に仮設の給水栓を設置し、断水した棟の入居者に水をくみに来てもらった。2日午前には飲料水と生活用水を配布し同日午後に復旧した。道路陥没も修理された。14日に開かれた市議会9月定例会一般質問で、城間悟まちなみ共創部長が上原仙子(ひさこ)氏(なはのみらい)に説明した。